6・27集会の簡単なご報告
★ブログメンバーからのメッセージ - 2015年07月16日 (木)
集会報告をすぐに載せるつもりでいましたが、遅くなり申し訳ありません。
6月27日当日は4回の実行委員会と3回の作業日を重ねた20名近い実行委員が、集会開始2時間前より準備を始め、パネル・被害者の写真の展示や会場案内や機械調整など夫々の役割を果たしながら、集会参加者をお迎えしました。参加者は雨の中を続々と来られ、会場はほぼいっぱいとなり、実行委員は夫々安堵し喜びをかみ締めながら進行を担ったり見守ったりしました。
「ガイサンシーとその姉妹たち」はすでに2度上映していて、短縮版と講演のセットは初めてでしたが、後での感想やアンケートからこの映画の持つ力(被害者の声と被害実態、加害兵士の無自覚)に圧倒されたとの声が寄せられています。
映画上映のあと


お二人の講演は参加者の胸に染み入り、勇気を与えるものでした。
•質疑応答のあと、実行委員会からのアピールを発表し集会を終えました。
感動冷めやらぬ中、集会後25名で講師を囲んで交流会をしました。
アンケートを読んでみると、安倍政権に対する不安や不信感や危機感を多くの方が書かれていました。そして、
・日本軍「慰安婦」被害について知っていたつもりでそうではなく反省させられた。
・講師の話に勇気付けられた。話がわかりやすかった。
・毎日気が重かったけれど、今日きてたくさんの参加者がいたことにほっとした。
・戦争に至った経緯、戦争中の出来事、何が起こったかを知り、周囲の国との関係改善に取り組まなくては今後日本が残っていく意味がない
・本当にいい集会だった。などなど思いがつづられていました。
この集会のタイトル「終わらない戦争、始めそうな戦争」を決めるのに相当時間をかけて議論しましたが、このタイトルがふさわしかったことを実感しました。まさに、70年前に終わったはずの戦争の被害者はその被害が癒されないままつらい「戦後」を生きて、彼女たちにとって戦争は終わっていないのに、安倍政権は戦争を始めることの出来る体制をつくろうとしていて、今を生きる私たちは平和をつくっていくことの中身を現実問題として問われていて、参加者がそのことを自覚した、そのような集会に出来たことを嬉しく思っています。
戦争法の強行採決がなされようとする今(衆議院では残念ながら強行採決されてしまいましたが)、かつての戦争の実態を知ることがますます大事になってきています。
班監督の新作「太陽がほしい」の上映会を福岡ですることに決定しました。詳細は又お知らせします。
「慰安婦」問題にとりくむ福岡ネットワーク(恵)
「慰安婦」問題にとりくむ福岡ネットワーク
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