6月27日 安倍談話に抗する戦後70年企画にご参加ください!
★ブログメンバーからのメッセージ - 2015年06月24日 (水)
戦後70年となる今年は、戦後日本の安全保障政策を大転換する安保関連法案の審議入り、辺野古に基地を建設させない全沖縄の闘いなど、戦後日本の歴史を画する大変な年となっています。その中で8月にだされる安倍談話は安倍政権がアジア諸国とどのような未来を築こうとするのかを発するに等しいもので、国際社会から注目されています。
しかし、アメリカ上下両院合同会議での安倍首相の演説はその内容をほぼ予測させるものでした。
河野談話、村山談話を引き継ぐとしながら、

このたびお迎えする班忠義さんは中国の撫順市で炭鉱労働者の子として生まれ、近くに住む中国残留日本婦人(曽おばさん)に日本語を教わり日本留学を果たし、彼女の日本への一時帰国を支援する中で日本社会と中国社会の違いや戦争の傷跡について考えさせられ悩みました。
彼は、国策として動員され、戦争の結果として置き去りにされたのに、日本政府は責任をとることなく、早期帰国の受け入れ態勢もなかったので、苦難の戦後を生きてこざるをえなかった曽おばさんに日本の戦後処理の基本姿勢を見ました。
そして、彼は1992年中国人の「慰安婦」被害者・万愛花さんに出会い衝撃を受け、日本から中国に通い、何人もの性暴力被害者に出会い、彼女たちのあまりにもつらく厳しい人生の聞き取りを始め、彼女たちの苦境を支援しながら映像を撮っていき、今回上映する映画「ガイサンシーとその姉たち」を完成させ、今新作「太陽が欲しい」の完成間近です。
日中、日韓関係は政治的には不信の緊張が高まり、歴史認識問題はその焦点となっています。
しかし、班忠義さんは被害者のおばあさんたちに深く共感しながら、元日本軍兵士の方たちの懐に飛び込み、彼らからも聞き取りをしています
彼のこれまでの仕事(著作、映画、支援する会)から、日中の戦争被害者に寄り添い、日中両国民の架け橋になろうとする彼の半生の真摯さに心を打たれます。
また、長年インドネシアの性暴力被害者と交流・聞き取りをされてきた木村公一さんのお話も期待できます。
そのほか、被害者の写真展も準備しています。
6月27日の上映会と講演の集いに是非ご参加ください。
「慰安婦」問題にとりくむ福岡ネットワーク(恵)
戦後70年企画 ー「安倍談話」に向けてー
終わらない戦争、始めそうな戦争
「慰安婦」問題・植民地支配・侵略戦争の加害の歴史にどう向き合うのか
終わらない戦争、始めそうな戦争
「慰安婦」問題・植民地支配・侵略戦争の加害の歴史にどう向き合うのか
6月27日(土)13:30-16:30
場所:西南コミュニティセンターホール
*「ガイサンシーとその姉妹たち」上映
*班忠義さんのお話
*木村公一さんのお話
各国被害者の写真展併設
主催:戦後70年企画実行委員会
連絡先 TEL 090-6291-0988(花房)
【呼びかけ団体】
「慰安婦」問題にとりくむ福岡ネットワーク
「慰安婦」問題と取り組む九州キリスト者の会


「慰安婦」問題にとりくむ福岡ネットワーク
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