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カテゴリ:★アジア各国の被害状況のエントリー一覧

  • 本になりました! 『BC級バタビア裁判・スマラン事件資料』

                     ご案内『BC級バタビア裁判・スマラン事件資料』が本になりました!!          強制動員真相究明ネットワーク発行          A4版135ページ 2014年8月          頒価 1000円(送料82円)          郵便振り込み 00930-9-297182          加 入 者 名  真相究明ネット         以下 本の「解説」より転載(1)原資料の公開経過...

  • オランダ領インドネシア(ジャワ島)の女子抑留所とオランダ人「慰安婦」

    1.インドネシアでのオランダ軍の日本軍への降伏 「バタビア裁判における慰安所関係事件開示資料」の資料には、オランダ人女性を「慰安婦」とした4件の事件(櫻倶楽部事件、マゲラン事件、スマラン事件、フローレンス島事件)の証言が記載されている。この4つの事件は、日本軍が女子収容所を作り、その収容所からオランダ人女性を「慰安婦」にした事件である。 蘭領印度(インドネシア)はオランダの植民地として1600年前後から...

  • バタビア裁判における慰安所関係事件資料

     ーインドネシア・スマラン事件等の裁判資料ー   表記裁判は「慰安婦」徴集が戦争犯罪として問題になり、関係者が戦犯として裁かれた唯一の事例です。(当時の連合国はヨーロッパ人女性の被害のみを裁き、インドネシアをはじめ他のアジアの女性たちの被害に関しては関心がなかったのです。)昨年、強制動員真相究明ネットワークが情報公開させ、大量の資料の日本語部分のテキスト化を真相究明ネット会員の須磨明さんが行ってく...

  • ビルマでの「慰安婦」・性暴力被害 (ビルマは現在の「ミャンマー連邦共和国」)

    ビルマは日本軍「慰安婦」問題の中でどのような地域だったのでしょうか?ビルマ戦線の経過をたどることで「慰安婦」として戦場に送られた女性たちの被害を見てみたいと思います。  一 ビルマ戦線日本は日中戦争解決への見通しが立たない中、援蒋ルート(日本の侵略に対し重慶に首都を移し抵抗を続ける中国国民政府[蒋介石政権]を支援する英米の物資輸送ルート)の遮断と石油などの資源確保をめざして東南アジアへ侵攻します。東...

  • 沖縄戦での日本軍「慰安所」と「慰安婦」

    本土防衛のため「捨て石」にされた沖縄  アジア太平洋戦争末期の沖縄戦とは、日本国の「国体(天皇制)護持」のため沖縄を「捨て石」として、日米が展開した地上戦でした。住民にとって実に過酷なもので、その被害はさまざまでした。沖縄戦による同県人の死者数は、住民94,490人、軍人・軍属28.228人、総数122,718人で、当時の沖縄の人口491,812人(沖縄県人口統計資料)からすると4人の1人という犠牲者を出しています。(注1)男子は...

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プロフィール

「慰安婦」問題にとりくむ福岡ネットワーク

Author:「慰安婦」問題にとりくむ福岡ネットワーク
私たちは「慰安婦」被害者に20年あまり前に出会い、その被害の深刻さに衝撃を受けました。私たちは被害者が生存中に「解決」したいと、さまざまな道を探りながら活動し続けてきました。今も大きな課題として残る「慰安婦」問題を多くの人に分かりやすく伝え、今後このような性暴力を起さないために私たちはブログを立ち上げました。

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最新記事

河野談話全文

慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話  いわゆる従軍慰安婦問題については、政府は、一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。  今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。  なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。  いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。  われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。  なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい。(1993年8月4日、外務省ウェブサイトより

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